ChatGPTでロゴ作成する方法とは?注意点やデザインのコツ・おすすめGPTs5選を紹介

ChatGPTでロゴ作成を検討しているものの、以下のような悩みを抱えて導入に踏み切れない方も少なくありません。

「ChatGPTでロゴ作成をしたいけど、具体的な方法が分からない」

「AIで生成したロゴが、著作権などの侵害にあたらないか心配」

そこで今回は、ChatGPTを使ったロゴ作成のメリット、著作権などのリスク、理想のロゴを作成するコツまで解説します。

【記事を読んで得られること】

  • ChatGPTでロゴを作成する具体的な方法
  • 導入前に知っておくべき著作権や商標権のリスク
  • 思い通りのロゴを作成するコツ

おすすめのGPTsも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

株式会社エヌイチ 代表取締役 CEO
奥山 幸生

株式会社エヌイチ代表取締役|AIを駆使して法人1期目年商5.5億円達成|AI×マネタイズジャンルで日本一のYouTube「AI収益化ラボ」の登録者5.6万人超|国内最大級のChatGPTスクール「ChatGPT道場」の受講者3300人超|AI人材を育てるプロ


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もし、そう感じているなら、原因は次のようなものではないでしょうか。

  • 定型業務に時間を奪われ、付加価値の高い仕事に集中できていない
  • 生成AIを導入したが、一部の社員が使うだけで組織的な活用につながっていない
  • 営業担当者のスキルにバラつきがあり、成果が属人化してしまっている
  • SNSマーケティングや資料作成に、未だに多くの人手と時間を費やしている
  • 部門間の連携が滞り、気づけば無駄な会議や手戻りが発生している

これらの課題は、AIを「個人」の便利ツールとして放置し、「組織」の武器として活用できていないことが原因です。
多くの企業が「最適な活用法が分からない」「AI活用が個人任せ」という壁にぶつかり、AI導入の効果を最大化できずにいます。

株式会社エヌイチでは、AI活用の専門家として、“個人任せ”のAI活用を、“組織の成果”に変えるご支援をしてきました。

とくに「オンボーディングの高速化」「営業プロセスの標準化」「バックオフィス業務の自動化」といった分野で、企業変革を実現してきた実績がございます。

今回、そのノウハウを結集し、明日から現場ですぐに使える「成果実証済みのプロンプト20選」をご用意しました。

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目次

ChatGPTでロゴ作成する3つの方法

ChatGPTでロゴを作成する方法は、以下の3つです。

ChatGPTでロゴ作成する3つの方法
  • 画像生成モードでロゴのイメージを具体的に指示する
  • ロゴ作成に適したGPTsで作成する
  • ChatGPTのアイディアとデザインツールで作成する

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

画像生成モードでロゴのイメージを具体的に指示する

ChatGPTの画像生成モードは、ロゴ作成の初期案を作る手段として手軽に使える方法です。

特別な準備はなく、チャット画面から対話形式でビジュアル案を生成できます。

たとえば「リンゴモチーフ、シンプル、モダンなIT企業ロゴ」と入力すれば、複数のデザイン案が作成されます。「赤色を強調してほしい」といった調整も、その場で対話しながら反映できます。

ロゴ作成に適したGPTsで作成する

ロゴ作成の精度を上げるには、目的に合ったGPTs(ChatGPTの専用チャットボット)を活用すると便利です。

専用のGPTsを使用すると、簡単な質問に答えるだけで、ビジネス利用にも適したロゴデザインが作成できます。

複雑なプロンプトで試行錯誤するより、作業時間を短縮しやすい点もメリットです。

ChatGPTのアイディアとデザインツールで作成する

ChatGPTでロゴのアイディアを出し、CanvaやIllustratorなどのデザインツールで制作すれば、効率的にロゴ作成を進められます。

ロゴ作成の基本的な流れは、以下のとおりです。

  1. ChatGPTにコンセプトを伝え、ロゴを複数提案させる
  2. 好きな画像を選び、デザインツール上でロゴを作成
  3. フォントや配置を調整
  4. ロゴの完成

AIによる提案と人の手による編集を組み合わせることで、実用的なロゴをスムーズに作れます。

ChatGPTでロゴ作成する際の3つの注意点

ChatGPTでロゴ作成する際の注意点は、以下の3つです。

ChatGPTでロゴ作成する際の3つの注意点
  • OpenAIの利用規約を理解しているか
  • 既存の商標権を侵害していないか
  • 生成AIロゴに関する著作権問題を把握しているか

ロゴを作成するうえで、著作権などの問題は注意すべきポイントです。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

OpenAIの利用規約を理解しているか

ChatGPTで提案されたロゴ案をもとに制作・使用する場合は、OpenAIの利用規約を確認しておきましょう。

規約は随時更新されるため、ロゴ作成時点での規約内容によって権利の所在が変わる可能性があります。

利用規約を確認せずに商用利用すると、権利侵害と判断されてロゴの差し替えや損害賠償を求められるリスクがあります

不安がある場合は規約に詳しい専門家に相談し、リスク管理体制を整えることも検討しましょう。

既存の商標権を侵害していないか

ChatGPTを活用してロゴを作成する際は、既存の商標権を侵害していないか事前に確認しておきましょう。

AIは学習データをもとにデザインを生成するため、登録商標に類似したロゴが作られるリスクも否定できません

もし商標権を侵害したロゴを事業に使用した場合、損害賠償やブランド信用の低下など、経営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

類似ロゴの確認には、以下の4つの方法が有効です。

  • 画像検索エンジンでリサーチ
  • 特許庁の商標データベースで検索
  • 類似性チェックツールの活用
  • 弁護士などの専門家に相談

ロゴ作成では、ChatGPTの利便性だけではなく、法的リスクへの配慮も欠かせません。

生成AIロゴに関する著作権問題を把握しているか

ChatGPTなどの生成AIを使ってロゴを作成する場合、著作権の扱いについて正しく理解しておく必要があります。

現状では、AIが自動生成したロゴに人間の創作性(オリジナリティ)が含まれていない場合、著作物として認められず、独占的な権利が発生しない可能性があります

著作権のないロゴを企業のイメージとして使用しても、競合他社に模倣されるリスクがあり、法的に防ぐことが難しくなります。

法的リスクを回避する方法は、以下のとおりです。

  • ロゴを人の手を加えて編集し、著作物と認められる形にする
  • 商標登録して権利を明確に確保する

ChatGPTで生成したロゴ案を活用する際は、著作権や商標権の観点からも十分に注意しましょう。

ChatGPTでのロゴ作成時に理想を叶える5つのコツ

ChatGPTでのロゴ作成時に理想を叶えるコツは、以下の5つです。

ChatGPTでのロゴ作成時に理想を叶える5つのコツ
  • 出力されたロゴに対して改善点を伝える
  • 部分的に編集して完成度を高める
  • 希望するデザインを細かく指示する
  • 英語のプロンプトで作成する
  • 必要に応じて他のツールやGPTsを活用する

理想のロゴを作るコツを、それぞれ詳しく解説します。

出力されたロゴに対して改善点を伝える

ChatGPTでロゴ作成を進めるなかで、出力されたロゴ案がイメージと異なる場合は、具体的な改善点を伝えて調整しましょう。

AIは対話を通じて指示の意図を学び、回答の精度を高めるように設計されています。

たとえば「この青色は暗すぎるので、もっと明るいスカイブルーに変更してください」といった具体的なフィードバックを加えることが、理想に近いロゴへブラッシュアップするコツです。

一度で完成を目指すのではなく、複数回にわたって調整することで、納得できるロゴデザインに仕上げやすくなります。

部分的に編集して完成度を高める

ChatGPTを使ったロゴ作成では、生成されたロゴの一部だけを指定して編集できます。

たとえば「テキスト部分だけをクールなフォントに変更して」と伝えれば、指定した箇所だけ修正が可能です。

部分編集機能を使えば、使いたいポイントを残したまま細部を調整でき、効率よくロゴ作成を仕上げられます。

希望するデザインを細かく指示する

ChatGPTで理想のロゴを作成するには、希望するデザインの要素を具体的に伝えるなど、細かい言語化が大切です。

AIは入力されたテキストに対し、忠実にアウトプットするため、指示が曖昧だとイメージと異なる結果になりやすいです。

ロゴ作成時は、以下のポイントをできるだけ細かく言語化して伝えてみましょう。

  • スタイル(例:ミニマル/手書き風など)
  • 配色(例:モノトーン/パステル系など)
  • テーマ(例:自然/IT/和風など)
  • 雰囲気(例:親しみやすい/高級感があるなど)

ChatGPTに細かく指示することで、プロンプトの精度が上がり、イメージ通りのロゴデザインが作成しやすくなります。

英語のプロンプトで作成する

英語のプロンプトを入力すると、ロゴデザインの品質が向上します。

ChatGPTなどの生成AIは、日本語よりも英語の指示に対して細かなニュアンスを正確に理解できるよう最適化されているためです。

たとえば日本語で「モダンなロゴを作って」と伝えるよりも、「Modern minimalist logo, flat vector, typography」と英語で指示した方が、洗練されたデザインが出力されやすくなります。

ロゴの雰囲気や完成度にこだわりたい場合は、英語プロンプトも積極的に活用してみましょう。

必要に応じて他のツールやGPTsを活用する

理想のロゴを作成するときは、必要に応じて他のAIツールや専用のGPTsも組み合わせて活用してみましょう。

ChatGPTの標準機能だけでは限界があり、正確なテキスト配置や装飾といった細かい調整は、専用ツールのほうが得意です。

ロゴのコンセプトをChatGPTで考え、デザイン生成はロゴ作成に特化したGPTsで作るのがおすすめです。

目的に応じてツールを使い分けることで、完成度の高いロゴに仕上げやすくなります。

ChatGPTでロゴ作成する際に役立つGPTs5選

ChatGPTでロゴ作成する際に役立つGPTsは、以下の5つです。

ChatGPTでロゴ作成する際に役立つGPTs5選
  • Logo Creator
  • LOGO
  • Business Logo
  • Canva
  • Ai logo generator

それぞれ、詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

Logo Creator

Logo Creatorは、対話形式で手早くロゴを生成したいときに役立つGPTsです。

たとえば「IT企業向けのモダンなロゴ、青ベース」と入力するだけで、シンプルで洗練されたデザインロゴが自動生成できます。

以下の画像は、実際に上記のプロンプトを入力して作成したロゴの例です。

デザインの知識がない方でも、ChatGPTを活用して企業向けのロゴを簡単に作成できます。

ChatGPT:Logo Creator(作成者:community builder)

LOGO

LOGOは、シンプルでスッキリしたデザインや、文字中心のロゴを作成するのが得意なGPTsです。

複雑な図形よりも、おしゃれなフォントやアイコンを使った表現が得意です。

社名の頭文字「A」を使ったシンプルなマークを作成したいときにも活用できます。

以下は、上記の内容をもとに指示して生成したロゴの例です。

ブランドのスッキリ感やモダンさをロゴで表現したい場合におすすめのGPTsです。

ChatGPT:LOGO(作成者:logogpts.cn)

Business Logo

Business Logoは、業種や企業イメージに合わせたロゴを作りたいときに役立つGPTsです。

たとえば「高級感を重視するコンサルティングファーム」と入力すると、希望する色や形などを対話形式で質問され、回答していくことで要望に沿ったロゴが生成されます。

以下は、実際のやり取りをもとに作成されたロゴデザインの例です。

企業のブランディングに合った、プロフェッショナルなロゴを作成したい場合に活用してみてください。

ChatGPT:Business Logo(作成者:Rawan)

Canva

Canvaは、ロゴの生成から編集までをスムーズに進められるGPTsです。

ChatGPT上でCanva連携GPTを使うと、チャット形式でロゴのイメージを伝えるだけで、豊富なテンプレートをもとに複数のデザイン案を生成してくれます。

以下は、実際にプロンプトを入力して作成されたロゴデザインの例です。

生成したロゴデザインは、そのままCanva上で編集できるため、フォントや配置の調整も簡単です。ChatGPTとCanvaを組み合わせれば、デザイン作業を迷わず進められます。

ChatGPT:Canva(作成者:canva.com)

Ai logo generator

Ai logo generatorは、イメージが固まっていない段階でも、気軽にロゴ案を試せるGPTsです。

キーワードを入力するだけで、さまざまなテイストのデザインをすぐに提案してくれます。

たとえば「カフェ向けのロゴ」と伝えると、手書き風やナチュラルなど、細かいデザインイメージの指定も可能です。

以下は、条件をすべてお任せで生成したロゴの例です。

イメージが固まっていない段階でも、作成するロゴのヒントを得たい場合に役立ちます。

ChatGPT:Ai logo generator(作成者:community builder)

ChatGPTでロゴ作成する5つのメリット

ChatGPTでロゴ作成するメリットは、以下の5つです。

ChatGPTでロゴ作成する5つのメリット
  • 誰でも手軽にロゴを作成できる
  • デザイン知識がなくてもアイディアを量産できる
  • 費用と制作時間を削減できる
  • 修正やフィードバックがすぐできる
  • 文章だけでデザイン意図を正確に伝えられる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

誰でも手軽にロゴを作成できる

デザインの知識がなくても、ChatGPTを活用すれば簡単にロゴを作成できます。

「青い鳥がモチーフのシンプルなIT企業のロゴ」と入力するだけで、複数のロゴ案が生成され、チーム内で具体的なイメージの共有が可能です。

ChatGPTを活用すれば、特定の社員にデザイン業務が偏るのを防げるほか、外部委託費や運用コストの削減にもつながります

デザイン知識がなくてもアイディアを量産できる

ChatGPTを使えば、デザイン知識がなくても、さまざまなロゴアイディアを次々と生成できます。

「リンゴをモチーフにしたロゴ」と入力するだけで、複数のデザインパターンがすぐに提示され、イメージに近いロゴを選ぶだけでOKです。

Photoshopなどの操作スキルが不要なので、誰でも気軽にロゴ作成を始められます。

費用と制作時間を削減できる

ChatGPTを活用したロゴ作成は、費用と制作時間の両方を抑えられる点がメリットです。

デザイナーに依頼すると数万円~数十万円かかる場合もありますが、生成AIを使えば数千円〜数万円に収まるケースもあります。月額制のサービスを利用すれば、コスト管理も手間がかかりません。

外部に発注する必要がなくなるため、やり取りの手間も省けて社内の業務効率も向上します。使い方に慣れてくれば、高度なプロンプトで数分以内にロゴを完成できるようになります。

修正やフィードバックがすぐできる

ChatGPTを使えば、作成したロゴに対する修正やフィードバックをすぐに反映できます。

たとえば「色をもう少し明るくして」「フォントを変えて」と伝えるだけで、都度ロゴを調整してもらえます。デザイナーへの修正依頼のように、時間が空いてやり取りが増えることもありません

ロゴが決定した後でも「白抜き版を作成」と指示すれば、背景が透明のロゴデータを同じデザインで再生成できます。

リアルタイムで柔軟に調整できることで、業務全体のスピードアップにもつながります。

文章だけでデザイン意図を正確に伝えられる

デザインの方向性を文章だけで伝えられる点も、ChatGPTを活用するメリットです。

AIとのやり取りなら、デザイン発注で起こりやすい「温かい感じで」などの曖昧な表現によって意図が伝わりにくくなる心配もありません。

作業者が使いやすいように親切な仕様となっていて、色味や雰囲気を具体的に言語化して指示できるため、社内メンバーともスムーズにイメージを共有できます

ChatGPTでロゴ作成する4つのデメリット

ChatGPTでロゴ作成するデメリットは、以下の4つです。

ChatGPTでロゴ作成する4つのデメリット
  • 期待通りのロゴを作成できないことがある
  • 著作権の侵害などに該当する可能性がある
  • 微調整には人による手作業が必要になる
  • 具体的なプロンプトを指示する際は知識がいる

ロゴ作成はメリットと同時に、デメリットも知っておかなければなりません。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

期待通りのロゴを作成できないことがある

ChatGPTでロゴ作成する場合は、必ずしも期待通りのデザインになるとは限りません。

生成AIは、企業の理念や抽象的な想いといった、言葉にしにくいニュアンスを汲み取るのが苦手です。人が作るわけではないため、独自性を出したい場面でも、ありきたりな印象のロゴになるリスクがあります。

ブランドイメージを重視するロゴ作成では、細部までこだわるプロのデザイナーに依頼するのも考えてみましょう。

著作権の侵害などに該当する可能性がある

ChatGPTでロゴを作成した場合、著作権や商標権を侵害するリスクがあります。

生成AIで作成したデザインが、既存の企業ロゴと類似するケースもあり、法的なトラブルにつながる場合があります。

とくに商標登録済みのロゴに酷似した場合、損害賠償や使用差し止めを求められる可能性もあるため注意しましょう

リスクを避けるためにも、ChatGPTで作成したロゴの使用前に似たデザインがないか慎重にチェックし、必要に応じて専門家のサポートも検討しましょう。

微調整には人による手作業が必要になる

ChatGPTでロゴを作成しても、仕上げには人の手による調整が欠かせません。

色味のわずかな違いや文字の間隔など、ロゴの完成度を左右する繊細な作業は、デザインツールや人による手作業で仕上げる必要があります

ChatGPTの活用で効率化は可能ですが、完全な自動化は難しく、人による最終チェックの必要性を理解しておきましょう。

具体的なプロンプトを指示する際は知識がいる

イメージ通りのロゴを作成するには、ChatGPTに具体的なプロンプトを出す専門的な知識が求められます。

ChatGPTは、人間のようなニュアンスでの理解が難しく「やわらかい印象にしてほしい」などの曖昧な表現を正確に解釈できません。

理想のロゴに仕上げるには、デザイン用語や色・フォントに関するスキルとともに、的確なプロンプトで指示を出す必要があります。

ChatGPTで思い通りのロゴを生成するプロンプト4選

ChatGPTで思い通りのロゴを生成するプロンプトは、以下の4つです。

ChatGPTで思い通りのロゴを生成するプロンプト4選
  • コンセプト重視型プロンプト
  • ビジュアルトーン指示型プロンプト
  • ターゲット印象訴求型プロンプト
  • ブランド拡張型プロンプト

すぐに実践できるプロンプトなので、ぜひ活用してみてください。

コンセプト重視型プロンプト

ブランドの理念などをロゴに反映させたい場合、コンセプト重視型プロンプトが便利です。会社名は「IT COMPANY」で生成しています。

プロンプト例は下記です。

「『〇〇(会社名)』のブランドロゴを作成してください。

信頼できる技術力と未来への挑戦を軸に、モダンで洗練された印象を与えるデザインを希望します。ネイビーブルーとホワイトを基調とし、直線的で幾何学的な構成を取り入れ、テクノロジー企業としての先進性を表現してください。」

出力画像は以下です。

企業コンセプトをロゴとして作成したいときに、形にしやすいプロンプトです。

ビジュアルトーン指示型プロンプト

デザインの見た目や雰囲気を具体的に指定したい場合は、ビジュアルトーン指示型プロンプトを使用します。

プロンプト例は下記です。

「IT企業『〇〇』のロゴを制作してください。

配色はネイビーブルー×ホワイト。形状は直線や多角形を基調とし、無駄のない構成でスマートさを演出。全体としてクリーン・信頼・スピードの3要素を感じるデザインにしてください。」

出力画像は以下です。

既に明確なデザインの方向性があり、イメージ通りに再現させたいときに便利です。

ターゲット印象訴求型プロンプト

ターゲットのお客さんにアピールしたい場合は、ターゲット印象訴求型プロンプトを使ってみましょう。

プロンプト例は下記です。

「『〇〇(会社名)』のコーポレートロゴを設計してください。

顧客に安心して任せられるITパートナーの印象を与えるのを目的とします。

シンプルでモダンなフォルム、ネイビーブルーを中心とした落ち着いたトーンで、誠実さと先進性を両立してください。」

出力画像は以下です。

信頼感を与えられるロゴを作成したいときに、使いやすいプロンプトです。

ブランド拡張型プロンプト

既存のロゴとは別に、派生デザインを作成する際は、ブランド拡張型プロンプトが役立ちます。

プロンプト例は下記です。

「『〇〇(会社名)』の新ロゴを開発してください。

Webサイト、名刺、プレゼン資料、SNSアイコンなど多用途で使えるのを前提に、視認性と汎用性を重視した設計に。

ネイビーブルー×ホワイトを基調とし、テクノロジー業界らしいミニマルな線構成で統一感を出してください。」

出力画像は以下です。

WebやSNSなど、さまざまなメディアで使うロゴを作成するときにおすすめです。

ChatGPTでロゴ作成してデザイン業務を効率化させよう!

本記事では、ChatGPTを使ったロゴ作成の具体的な方法やメリット・注意点を紹介しました。

ChatGPTによるロゴ作成は、コストと時間を削減し、デザインのアイディアを量産できる手段です。その一方、商標権や著作権などの法的リスクや、AIの性能を引き出すためのプロンプトの必要性といった課題もあります。

【ロゴ作成でChatGPTを使うなら知っておきたい3つのポイント】

  • 生成AIの法的リスクを正確に把握する
  • AIの限界を踏まえ、人間の手で品質を整える
  • 性能を引き出すプロンプトスキルを身につける

ChatGPTは便利なツールですが、使う側のスキルによって精度が変わります。利用時のリスクを回避し、AIによる生産性を向上するためにも、AIスキル習得が欠かせません。

AIの基礎スキル習得をお考えの場合は、最大75%の研修費を助成金で削減できる「生成AI研修サービス」の利用がおすすめです。

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